
神長伸幸先生

研究内容
心理学を中心に、言葉の理解やその発達過程を研究しています。
また、最近は、仕事での活躍につながる個人の特徴(能力・スキル・性格など)をどのように評価するかを研究しています。
Q&A
1. 好きなもの・ことについて
2. 最近ハマっていること・
最近楽しかったこと
3. 学生の時に熱中していたこと
4. 研究のきっかけ
人の観察が好きです。
他の人の行動を見て、どうしてそのようなことを するのかを想像するのが楽しいです。
コロナ禍で一時期なくなっていた対面での研究会や学会が再び開催されるようになってきたので、色々な研究者とお話しするのがやっぱり楽しいなと感じています。
読書は子供の頃からずっとたくさんしてきたと思います。
大学生の頃は、いわゆる文学がメインでしたが、仕事をするようになってからは仕事に関連した読み物を読むことも多いです。
大学では、最初に経済学を学びました。でも、経済学の考え方がどうもしっくりこない感じで、それを学んで何になるのかと悩んでいました。大学4年生、就職活動を始める段階になって、改めて自分は本当に何を学びたいのかを考えました。その時に、人間の行動についてもっと学びたいことに気づき、心理学を学び始めました。学部卒業後、別の学部の3年生に学士入学し、それからはただ授業を受けるというよりも研究しながら授業を受けるようになりました。
5. 津田塾のおすすめポイント
講義を行っていると津田塾生は誠実だなと思うことがたくさんあります。例えば、質問の仕方や内容、課題の提出など丁寧で真摯に取り組む学生さんがとても多いです。その様な態度は互いにとっての模範・刺激になると思います。
6. 学生や高校生への一言
心理学という学問は、それほど馴染みがないかもしれませんが、日常の出来事の中にたくさんあります。心理学の考え方を知って、日常の些細な出来事にも人の複雑でよくできた心の働きが反映されていることを少しでも理解してもらえたら嬉しいです。